迎え火、送り火、はな火

お盆に入ったら迎え火を焚いて、
おばあちゃんたちを出迎えて、
お盆の終わりに送り火を焚いて、
ちゃんとあちら側に送り届けます。





その時に、その火を分けてもらって少し花火をします。

一般的にはちょっとバチ当たりなことかもしれないけど、
うちのばあちゃんは、叱りつつも、「しょうがないなぁ、うちの孫は」の顔で笑ってそうな気がします。






家族でみんなで楽しんで、ちょっと豪華に迎えたり送ったりできて、
私は、わが家流のこの行事が好きです。














今年は、母が
一箱500円もする高級せんこう花火を買ったので、
それをしました。


持ち手が藁で、先に黒い火薬がついている、装飾のないシンプルな見た目。
花火の良し悪しとかわからない私だけど、なんだか「よい作りの花火」なんだろうなーと感じました。







パチパチと音をたてて、白とだいだいの光が弾けて流れて、
玉は、溶けたガラスのようなトロリとした質感。





このお盆にピークだった「ペルセウス流星群」
2つの流れ星を見たんだけど、

せんこう花火の終わり間際の、
光の流線の一つひとつが、それと似ていて。



手の中の小さな流星群のようでした。



pa-pu- to Pi-chicu pi

『ぱーぷー と ぴーちくぴ』 ひろぴーという子が、「作っているもの」と「日々」をつづっています。

0コメント

  • 1000 / 1000